約40%もの男性が持つ早漏の悩み

勃起から射精までの時間が短い早漏の悩みを持つ男性は、実に全体の約4割に上ります。
思春期の頃から自覚をしている男性もいれば、パートナーからの指摘で自らが早漏だと気付く男性もおり、どちらかと言えば後者の方がコンプレックスになりやすいという事実があります。

またアダルトビデオに出演している男優を比較対象としてしまい、本当は早漏と呼べるほどではないのに早漏だと思い込んでしまう人の割合も大きめです。
プロの男優は射精をコントロール出来る人が多いため本来なら参考にすべきではないのですが、アダルトビデオのようなセックスに憧れる男性からすればどうしても理想が高くなってしまい、悩みに拍車を掛ける要因となってしまうのです。

そして早漏はパートナーのセックスに対する満足度を下げてしまう可能性があり、自分だけの問題として割り切れない部分があります。
こうしたことからセックスをするのが怖くなることも珍しくはなく、表に出さなくとも潜在的に悩んでいる人の割合を含めればもっと大きな数字になるかもしれません。

早漏が早漏を悪化させるという悪循環

“早漏の悩みを解決する上で大切なポイントは、原因を突き止めることです。
実は男性の射精までの時間は精神的なものが与える影響が大きく、脳から分泌されるセロトニンの量によっても変わることがあります。

セロトニンは分泌が不足すると不安な感情が芽生えやすく、後ろ向きな気持ちになってしまうことも多くなるものです。
つまり早漏を自覚することでメンタルが弱ってしまい、それによってより早漏が改善しにくくなるといった負のサイクルに陥ってしまうことがあるのです。

何より不安というのは様々なところから湧いてくるものですから、元は早漏ではなかった男性がある日突然に悩み始めるといったことが起こり得ます。
特に近年はそのような不安が煽られやすい世の中とも言えますし、約40%という数字も今後膨らんでいく可能性があるでしょう。

以上のことから早漏の悩みを持つ男性の割合はまだまだ未知数であると共に、本人だけではなく周囲の理解やサポートもいかに大切かということが判ります。

まとめ

男性の半数近くが悩む早漏ですが、裏を返せば人知れず同じ悩みを持った人が沢山いるという捉え方も出来るはずです。
孤独に悩んだりパートナーからの心ない言葉で深く傷付くこともあるかもしれませんが、気持ちを強く持って気楽に考えていれば意外と改善の糸口も見えてくる期待が持てます。
今後は益々この割合が大きくなることを想定すれば、周囲の理解も進み新たな改善方法が見つかることも考えられるでしょう。
長く楽しくセックスをするためにも、独りで悩まず肩の力を抜いてみるのも大切なことです。