局所麻酔で早漏の悩みを改善

海外で使われる早漏の治療薬に、リドスプレーがあります。
このスプレーの主成分はリドカインで、通常局所麻酔に使われます。
尿道カテーテルを受けたことのある人は、リドスプレーを噴霧されると尿道口の感覚が麻痺したという経験を持っていることでしょう。
リドカインの麻酔効果は、男性器の感度を下げることができ、その結果早漏の悩みを解消します。
リドカインは世界中で使われており、安全な成分として知られています。
陰茎の噴霧すると、10分~20分で感度が低下します。
性行為前に必ずシャワーで洗い流すことが大切です。
噴霧したまま性行為を始めると、パートナーにも麻酔効果が及んでしまいます。
麻酔効果は2時間ほどで、性行為中に効果が切れて早漏になることは一般的ではないです。
初めて使う際は、噴霧量を少なめにして調整しましょう。
リドスプレーは他の部位に使うことも可能ですが、早漏治療で利用するなら陰茎のみに使用し10回~15回は持ちます。

早漏の悩みを飲み薬で対処する

内服薬ではプリリジーが有名で、主成分はダポキセチンです。
2009年に開発されて以来、海外では多くの国で処方されています。
ドイツやスペイン、ポルトガルから、日本人に体質の近い韓国やシンガポールも含まれます。
最近ではプリリジーのジェネリック医薬品として、ポゼットを処方する病院も増えてきました。
どちらも用量は同じで、効果の出方には違いはないと考えられています。
ダポキセチンはセロトニンの量を増やす作用があります。
セロトニンは精神を安定させる神経伝達物質で、早漏に悩みを抱える人に見られる過剰な興奮を抑えます。
かつては早漏は包茎などで刺激に弱くて引き起こされると考えられてきましたが、その説は疑問視され早漏治療にはセロトニンの不足を解消することが一般的となっています。
ダポキセチンは服用してから1時間~1時間半で効果が現れ、2~5時間ほど持続します。
食事の影響を受けないため、使い勝手が良いです。

まとめ

海外には早漏の悩みに特化した治療薬があり、外用薬のリドスプレーや内服薬のプリリジーあるいはポゼットが有名です。
これらは海外の個人輸入を通して購入することもできますが、日本のクリニックでも処方する病院はあります。
医師に相談して適切な治療薬を処方してもらい、正しい服用方法をマスターする方が安心です。
薬なので副作用も考慮しなければなりません。
早漏に悩んでいる人は、まずクリニックに相談し海外の治療薬も含めた治療方針を立てましょう。